設備のご紹介
真空乾燥炉(1号、2号)
ワークの形状によっては、内面等どうしても温風の当たりにくい部分があり、その状態で絶縁処理をしてしまいますと時間と共に絶縁が低下します。そのため当社では乾燥は真空乾燥炉により乾燥しております。通常の温風乾燥では取り除きにくい深部の水分も乾燥炉全体を加熱真空状態にすることで、短時間で完全乾燥させることが出来ます。簡単に言えば、気圧の低下により沸点が下がる原理を利用した物で機器洗浄後の水分除去や絶縁回復の効果が期待できます。当社には1号と2号の2台の乾燥炉を設けております。
容量
1号
Φ1900x4800L
2号
Φ1200x2600L
ワニス真空含浸装置
(1号、2号、3号 )
一般のワニス処理では、たとえワニス中に機器を漬け込んでもコイルの深部にまでワニスを浸透させることは困難です。これらのワニス処理も、真空中で行う事により短時間で最深部までワニスを浸透させることが出来ます。そのため耐久性が飛躍的に向上し、高耐久絶縁が期待できます。当社では3基の真空含浸タンクを設けております。
容量
1号
Φ1500x1800H
2号
3号
Φ970x1300H
Φ840x1600H
電動機回転子のワニス含浸
真空ワニスタンクに回転子を入れるところ
ワニス真空含浸後のコイル